瞑想サンガ名古屋について
教室の名称を「瞑想サンガ名古屋」にした訳をお話します。
私がタイ王国チェンマイで瞑想のティーチャートレーニングコースに参加した時、そこで出会った人々との交流の中で「サンガ」という言葉の真の意味を理解することが出来ました。それは目的を共有した良き友の集まりであり、思いやりを持って互いに高めあう人々の集まりでした。私は、いま振り返っても感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな気持ちを、これから出会う人たちとも共有したくて「サンガ」と言う名を付けました。
瞑想教師:本間恵一プロフィール
1958年生まれ
小学生の頃から今思えば『少し変わった子』だったようで、よくひとりで山野に入っていき樹木や野花と戯れていました。いまでも目を閉じればその時の香りや木々の樹皮が瞼に浮かんできます。
思春期の頃には「人はなぜ生まれてきたのか?」「死とはなにか?」「人間ってなに?」という『命題』がいつも頭の中を回っていました。そして本もいっぱい読みましたが、まったく答えを見つけることができませんでした。
しかし、二十歳になる頃までは瞼を閉じれば必ず天空に一つの星が輝いていることを感じることができていました。
時は流れ、大学を卒業し社会に出てからはそのことも忘れ、現実世界にどっぷりとつかっていきました。そして、いつしか天空に輝く星すら見えなくなっていました。
人生の途上では時折、『命題』が頭をかすめ、仏教に救いを求めて本を読んだり、講話を聴きに行ったりしましたが、核心にたどり着くことができませんでした。
そして、50歳を手前にするころから自らの「体験」を求め、「禅」や「瞑想法」に取り組んだりもしました。
いま、振り返れば求めて求めて彷徨い歩いて来たのだと感じています。
「もうこれで最後にしよう。。。」とたどり着いたのが師のボブ・フィックスでありELM瞑想(フルフィルメント瞑想)でした。
そして、私の彷徨いは終わりました。
ここには真実にたどり着く道が厳然と存在しています。